郵便番号の順番について

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こんにちは。圧着DM仕事人の松田です。

郵便や宅配便で何か送る際に必ず必要となる郵便番号ですが、宛先の情報を入力するたびに感じるこの番号の並び順。

『北海道から順番に振られているわけでもないし、沖縄県の次が福井県になってるみたいだし…どんな順番でふられているんだろう?』

と思われた方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は郵便番号の順番についてご紹介させて頂きます。

郵便番号の順番について

郵便番号制度の導入

これまで郵便物の仕分け作業を手作業で行っておりましたが、経済成長などによる郵便物の大幅な増加のため、手作業での限界に達しつつありました。
そこで自動読み取り区分機採用による郵便事業のオートメーション化のために1968年7月1日郵便番号制度が導入され、取扱いが比較的に多い大規模な郵便局には3桁それ以外の郵便局には5桁の番号が割り振られました。

ちなみに同じタイミングで、はがき等に印字される郵便番号の赤い枠の規格もこの時に決まりました

郵便番号がどのように割り振られているの

1968年に郵便番号を設定した際に、都道府県単位を基本として、100の地区に分け、まずは郵便局の区分ごとに上の2桁が割り振られることになりました。
その際北海道から始める案も出たそうですが、最終的に郵便物の取り扱いが一番多い東京を起点とし、当時郵便輸送の中心であった国鉄の路線、輸送体制に従って割り振られました。

東京周辺から、関東甲信越、東海道本線に従って、東海地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方、沖縄と南下して番号を設定。
沖縄まで南下した後は、北陸にとび、東北経由で北海道へと北上する番号に設定しています。

東京(10~20)⇒関東甲信(21~40)⇒東海(41~51)⇒近畿(52~67)⇒中国(68~75)⇒四国(76~79)⇒九州(80~89)⇒沖縄(90)⇒北陸(91~93)⇒新潟(94,95)⇒東北(96~99、01~03)⇒北海道(04~09、00)

ちなみに郵便番号が導入された1968年は沖縄は当時アメリカ統治下にあったため、予定番号として設定され、実際に運用がスタートしたのは本土復帰後の1972年でした。

その後さらに効率化を目的として、1998年に現在の7桁になりました。
これにより、町域全域にひとつの番号が割り当てられるようになり、複数の事業所が入っている大なビルで複数の事業所が入っている場合には、階層ごとに個別の郵便番号を指定できるようにもなりました。

つまり、郵便番号をちゃんと正確に記載していれば、番地や建物名、部屋番号を書くだけで手紙が届くようになったのです。

しかし日本郵便のホームページを確認してみると、7桁の郵便番号を正確に記載して頂いた場合には、住所の市区町村名まで記載を省略することが出来るが、念のため番号間違えなどに備えて町域以下は必ず記載してほしいとのことでした。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。

郵便番号をちゃんと正確に記載していれば、確かに住所を略して送ることもできますが、何か相手に送る際、正確に相手先や自分の住所を記載することもマナーの一つとなりますので、面倒がらずに都道府県からしっかり書くことをオススメします。

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