圧着DMという言葉を耳にしたり、自宅や会社に圧着されているDMが届いたりしたことはありませんか??
「圧着DM」という言葉で纏められていますが、届いた圧着DMを比較してみると、
使用されている用紙が違ったり、圧着方法が違っていたり、様々な違いがあります。
今回は圧着DMの圧着方法などについて、ご紹介させていただきます。
そもそも圧着DMってなに??
圧着DMとは、用紙を折って貼り合わせてある状態で仕上がっているダイレクトメールになります。
「V型圧着はがき」の場合、圧着面をはがして広げた時の面積は、「通常はがき」の約2倍になります。
「Z型圧着はがき」の場合には約3倍になります。
情報量は2倍・3倍になりますが、郵便料金は基本的に「通常はがき」と同額で投函することが可能です。
また、一度圧着を剥がすと再び貼り付けることが出来ない為、受取人以外には中が見られにくい仕様になっており、
受取人にだけに知らせたい情報を掲載するのに最適なDMです。
圧着方法の種類やメリット・デメリット、特徴について
ご紹介させていただく圧着DMの圧着方法は、
「UVニス圧着」、「フィルム圧着」、「フチ糊圧着」の3種になります。
こちらの3種の圧着方法についてのメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。
UVニス圧着
普通紙に印刷を行った後、圧着面にニス引きを行い、熱を与えて圧着加工を施す方法。
メリット
・制作コストが安い
・短納期でも対応可能
・ニスを引くため、光沢がある
デメリット
・水に弱い為、DM自体が濡れると上手く開封できなくなる
・独特な臭いがする
・中面にニスを引くため、書き込むことが出来ない
フィルム圧着
普通紙に印刷を行った後、圧着面にフィルムを貼りつけ、熱を与えて圧着加工を施す方法。
メリット
・DM自体が多少濡れても、開封できる
・ニス圧着同様、光沢がある
デメリット
・制作コストが高い
・加工に時間がかかる為、短納期での対応が難しい
・中面にフィルムを引くため、書き込むことが出来ない
フチ糊圧着
普通紙に印刷を行った後、圧着面のフチに剥離糊を線状や点状で付け、圧着加工を施す方法。
メリット
・大ロットの場合、コストを抑えることが可能
・圧着面の周囲に糊を付けて圧着加工を行う為、中面に書き込みが出来る
デメリット
・はがきサイズ仕上の圧着DMの場合、封書扱いになってしまう為に投函費が割高に
・小ロットの場合、コストが割高になる
まとめ
圧着DMの中面が隠れている状態である為、
剥がしたいという心理的欲求で、受け取られたお客様に中身の情報を見ていただきやすいという効果があります。
圧着DMのサイズをA4仕上などにすれば、受取人へのインパクトや掲載できる情報量も増やせるため、より開封率が上がります。
また、圧着DMにミシン加工などを行うことも可能です。
サイト内には掲載しておりませんが、そのような加工も対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
テレビ会議を繋いで、お客様のお手元の現物を直接見せていただいて、確認することも可能です。
ご希望の方は、コチラからお問い合わせください。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
少しでも参考になればと思います。
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