お中元とお歳暮の違いについて

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こんにちは、圧着DM仕事人の松田です。
そろそろお歳暮のことを考えなければならない季節がやってきました。
お中元とお歳暮は共に、日頃お世話になった方へ感謝の気持ちを伝えるために大切な風習のひとつです。

そこで改めまして、お中元とお歳暮の違いや、気をつけるべきポイントに関しまして、まとめてご説明します。

お中元・お歳暮とは?

お中元とは

お中元とは、「日頃の感謝をあらわし、夏の健康を祈願する」気持ちを込めて、贈り物をする習慣のことです。
中元というのはもともとは中国の風習でしたが、日本に伝わる際、日本のお盆と重なって少しずつ内容が変化して、現在のような形になりました。
贈る時期は、7月初めからお盆くらいの時期が一般的となっておりますが、東日本と西日本などは地域によって贈る時期がずれるため、贈る際には相手の住む地域にも注意して送る必要があります。
また北陸や九州、沖縄はお中元の時期が特殊なところもあるため特に注意をしなければなりません。

お歳暮とは

お歳暮とは、「日頃お世話になっています。これからもよろしくお願いします」という意味を込めて贈りものをする習慣のことです。
お中元は半年間の感謝をあらわしている一方、お歳暮は1年の最後のご挨拶という意味合いがあるので、お中元よりも大きな行事と言えるでしょう。
お歳暮はもともと年越しの「御霊祭」から生まれた風習で、お供物を分家に贈ったり、本家に持ち寄ったりするうち、今のような習慣になりました。
贈る時期は12月13日以降に送るのが一般的ですが、地域によって差があるため注意が必要です。

お中元とお歳暮の違い

お中元とお歳暮は両方贈ることが一般的ですが、必ずしも両方贈らなければいけないわけではありません。
予算の都合などで両方を贈るのが難しいような場合は、一年間の感謝の気持ちを表す意味で、お歳暮が重視される風潮があります。
また両方贈る場合は、お中元よりもお歳暮の方が2、3割ほど高くなるように品物を選ぶのがマナーです。

お中元やお歳暮を受け取った時のマナー

お中元もお歳暮も、本来はお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて贈るものです。
そのため基本的にはお返しをする必要はありません。
しかし郵送などでお中元やお歳暮を受け取ったら、無事に品物が到着したことをお知らせする意味も含めて先方にお礼状を出します。
さらにお電話をするとより相手に丁寧な印象を与えます。

目上の方や、どうしても品物でお返しをしたいという場合は、暑中見舞いや残暑見舞い、お年賀としてお渡しします。
また贈る金額は、贈られた品物の半額から同額程度を目安にします。
それ以上の贈り物をすると、「今後は不要」という断りに取られてしまい、失礼にあたる可能性もあるので注意してください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
儀礼的な贈答文化は年々衰退してきておりますが、新型コロナウイルスの影響でなかなか気軽に会うことが困難になっている今は、挨拶の代わりに相手の顔を浮かべながら品物を選び、贈るのもいいかもしれませんね。

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