印刷データの天地について

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こんにちは。
DMクラスターの飛田です。

本日ですが、印刷データなどの上下指示でよく使っている、『天地』についてご紹介させて頂きます。

天地ってなに?

天地(てんち)とは印刷データの上下を表す用語です。
その名の通り、印刷データの天(上部)と地(下部)を示すための目印になります。

印刷データには、表面が縦長、裏面は横長の絵柄を合わせる場合や、2つ折り、4つ折りなど折り加工をする際に、上下の判断が難しい場合があります。
そういった場合、どちらが上下なのかわかりやすくするために、上部を『天』、下部を『地』として記します。

上部と下部を示すのだから『天地』よりも『上下』の方がわかりやすいのでは?
と思われるかもしれませんが、所説ありますが、上下は『上』と『下』の文字の形が似ていることにより確認ミスが起きやすくなるため文字の形が全く異なる『天地』が使われるようになったといわれています。

どうして天地の指示をするの?

弊社では、特に指示がなければ、ご入稿いただいたデザインデータの上部を天、下部を地として印刷工程をすすめます。
片面印刷のみでしたら特に問題はないのですが、両面印刷の場合、例えば縦と横のデザインを使用している際に天地の指示がないと、上下逆に印刷されるなど、正確にお客様の要望通りの印刷が出来ない場合があります。
また天地が複数指定されている場合も、どちらが本当の上部なのかが判断できないため、再入稿をしていただきます。

▼天地が複数指定されていて再入稿になる例

パンフレットやスタンプカードなど、折り加工のあるデザインデータの場合は、特に天地の指示は重要となります。
折り加工をした際に、広げると中身が天地逆に印刷されていた。と出来上がりのイメージと違った結果にならないために、レイアウトの確認と天地の指示は必ずお願いをしております。

最後に

両面印刷をする場合は天地の指示をきっちり行う必要があります。

デザインデータをお預かりした際に、明らかに裏表で天地がおかしいと判断させて頂いた場合は、お客様への確認連絡をさせて頂きますが、デザインデータによってはそのまま気が付かずに印刷し、意図しない仕上がりになってしまう場合もあります。
ミスのまま印刷されてしまうと、最悪の場合は廃棄することしかなくなってしまいますので、天地の指示はきちんと行ってご依頼ください。

パンフレットや折り加工のあるデザインデータなど、事前にどのような向きで作ればいいのか、ちゃんと印刷されるかなどご不明な点や確認をしたいことなどがございましたら、気軽にご相談ください。

DMクラスターでは、はがきDMや封書DM以外にも、フラップ付きのカタログDMや、チョコレート箱DM、うちわDMなど様々な商品をご準備しております。
またお客様のご希望に合わせてウェブサイトには掲載されていない商品も取り扱っておりますので、何か質問やご相談などがございましたら、是非一度お問い合わせください。
ご連絡お待ちしております。

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最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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