こんにちは。圧着DM仕事人の松田です。
弊社ではお客様からご注文頂きました印刷物を最高の品質でお届けするため、どんなにお急ぎの案件であっても必ずご入稿頂きましたデータは弊社チェック基準に基づきデータチェックを行い、この工程が完了した案件のみお届けさせて頂いております。
このデータチェックの際にデータに不備がありますと、お客様にお手間を取らせることになりますが再入稿のお願いをさせて頂いております。
さて本日ですが、このデータチェックの際に、再入稿の原因として多いものをいくつかご紹介させて頂きます。
ご入稿時参考にして頂けますと幸いです。
データチェックの再入稿原因について
データのサイズがあっていない
弊社では印刷データは注文サイズと同じもののご入稿をお願いしております。そのため、A4サイズのチラシをご注文頂いた際には、A4サイズのデータの入稿をお願いしております。
ご注文頂きましたサイズがA4サイズにもかかわらず、A3サイズやA5サイズのデータをご入稿頂きますと、拡大や縮小して印刷することによって画像が荒くなったりする場合もありますので、ご注文のサイズと同じサイズのデータを必ずご入稿ください。
解像度が低いデータが使われている
弊社では綺麗に印刷するために必要な解像度として、350dpiを推奨しております。
それ以下の低解像度ですと印刷した際に画像が荒く、ぼやけて見えたり文字が見えにくくなってしまいますため変更をお願いしております。
また、解像度が高ければ高いほどきれいに印刷が仕上がことはありません。
推奨する解像度以上のものをご入稿頂きましても、印刷機では対応しておらず、逆にデータを重くしてしまい、データ作成時にPCの動きを悪くしたり、アップロードに時間がかかったりする場合がありますので、推奨する解像度にてご準備ください。
文字がアウトライン化されていない
文字をアウトライン化せずにご入稿いただいた場合、作成したパソコンと別な環境のパソコンでファイルを開こうとすると、文字位置のずれや文字化けをしたり、違うフォントに置き換えられることがあります。
そのため入稿データのフォントは必ずアウトライン化し、別な環境のパソコンでも正しく表示させるようにしてからご入稿ください。
罫線が細かすぎる
細かすぎる罫線を使用しますと、点線に見えたり、直線なのに波打った線になったり、印刷がされなかったりと、様々なトラブルが起こることが考えられます。
線幅が0.25pt未満の罫線は印刷されない場合が多いため、使用しない。またはそれ以上の線幅で設定してください。
また細い線に薄い色を設定する場合は、印刷の特性上点線に見える場合もあります。色は100%に設定してください。
塗り足しがなかった
印刷機で印刷する場合、実際の仕上がりサイズより大きな用紙に印刷し、指定されたサイズに断裁して仕上げます。断裁する際に重ねて断裁するため多少の断裁のずれが生じることがあります。
少しでもズレが生じると、印刷物の端に白色の印刷されていない用紙の色が出てしまい目立ってしまうため、原稿を確認し、塗り足しの設定がなく、断裁をした際に紙の端に白い部分が出てしまいそうな原稿に関しましては、仕上がり線(断裁線)よりも最低3mm以上外側まで色を設定した塗り足しの設定追加のご依頼をさせて頂きます。
4色ベタ(CMYK100%)だった
4色ベタはCMYKの4色を全て100%の『C:100%、M:100%、Y:100%、K:100%』で作られる色で、「リッチブラック」よりもさらに深い黒になります。
しかし大量にインクを使用するため、印刷した用紙がくっついたり乾きが遅くなったり、黒が濃すぎて用紙の裏面に移ってみえてしまうなどトラブルの元になるため変更をお願いしております。
入稿のデータファイルが足りない
宛名データのファイルがない、デザインデータのファイルがない。全く違うファイルが入稿された場合、ご注文頂きました印刷物の対応ができないため再入稿のご連絡をさせて頂きます。
ご入稿時はご注文内容をご確認の上、必要なデータをお忘れのないようにご準備ください。
ご注文内容とあっていない
弊社ではご注文内容を基準に確認させて頂きますので、ご注文内容とご入稿データの内容が異なっている場合はご連絡をさせて頂きます。
よくある例として、
ご注文後のご準備中に、形状を変更した。
宛名リストの人数が増えて(減って)いた。
入稿データが過去のデータだった。という場合もございます。
『依頼したい内容なのに、なんで違うの?』と思われた場合には再度ご注文内容とご入稿データをご確認頂きまして、内容に変更があった際には、必ずご連絡をお願い致します。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございました。
データに不備がありますと、修正や再入稿が発生し納期にも影響が出てしまう場合もあります。
ご注文頂きました印刷物を最高の品質でお届けするためには非常に重要な作業ですので、ご入稿時にもう一度ご確認頂きご入稿頂けますようよろしくお願い致します。
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